KSプロジェクト「みなかみスタディツアー」4日目
2024.08.31
最終日である8月29日は、事前学習およびみなかみの自然や社会、地域の人々に触れたことで得た知見をもとに、大都市圏での生活者、10代の若者という視点で、今後のみなかみの再生に向けた提言を行いました。自然コースは,赤沢スキー場跡地の現状の植生等を踏まえた上で今後の利活用について、社会コースは,みなかみが持つ資源や地域コミュニティの特性を踏まえた上で過疎・高齢化が進む社会の再生のあり方について提言しました。このツアーでお世話になった多くの方々に会場に足を運んでいただき、プレゼンに対する様々なご意見やご指摘を頂くことができ、次回の探求課題が見つかる有意義な時間となりました。
発表会の最後にみんなで記念撮影。このツアーでお世話になったみなかみ町のみなさん、そして社会コースのプログラムへの協力のみならず本日の会場まで提供していただいたみなかみ町社会福祉協議会のみなさん、本当にありがとうございました。
最終日のお昼は、これまで一生懸命がんばってきたご褒美に野外でBBQ。大いに盛り上がり,夏休み最後の思い出となりました。
関係者から今後も海城生の知に期待するありがたい声もいただきました。その期待に応えられるよう、私たちは観光客ではなく交流者として、自然コースは赤谷の森・赤沢スキー場跡地、社会コースはみなかみ町全体を舞台に、今後も様々な視点でその変化や課題を調査し、現地との双方向のかかわりを持続的なものにしていきます。また,夏休みだけでなく、例えば社会コースでは、役場と東京大学のワーキンググループへのオブザーバーとしての参加なども計画していこうと考えています。リピーターの生徒だけでなく、意欲的な新たな参加者も大歓迎です!